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※ファミ通PS3の記事を抜粋しています。画像や記事詳細は書店にて雑誌をお求めください。
<FF13インタビュー>
「与えられた使命は、ルシだけが視ることができるビジョンから解釈」
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キャラクターたちの質感がすばらしいですね。
鳥山氏:トレーラーの後半で、ライトニングが仲間たちといる、今回新たに公開したシーンは、すべてリアルタイムの実機映像です。まだ、完全に全部の機能を実装していないので、全体の空気感など、まだまだ作り込みたい部分がたくさんあります。
---水や炎が固まっているかのような場所がありますが、これは凍っているのですか?
鳥山氏:凍っているわけではなくて、クリスタルになっているんです。落ちてきたあるものの影響で、まわりのすべてがクリスタルの結晶で包まれています。ちなみに、ライトニングと金髪の男性がいるこのエリアはコクーンの最下層の封鎖空間です。
---画面中央に見えるものが落ちてきた影響で結晶化された、という感じなのでしょうか。
鳥山氏:そうですね。落ちてきたのは、以前公開したアンカーで撃たれた、ある何か、です。
---それは、爆破されたようにも見えましたが。
鳥山氏:もっとすごいことが起きるんですけど、この事件は、オープニングのシーケンス (一連のイベント)の一部なんです。新しい「FF」でのクリスタルや"ルシ"や"ファルシ"といった
世界観のキーになる要素が"事件"としてリアルに体験できるようなオープニングとなります。
---ここで聖府軍に包囲されるシーンがありますが、兵士たちがいままで公開されてきたものとは異なる格好をしていますが・・・。
鳥山氏:彼らはある特殊任務に就く兵士たちなので、別の格好をしているんです。
---一方の遺跡のような場所にも、炎が固まったようなところが確認できますね。
鳥山氏:この場所は、実在のある遺跡をモチーフになっていて、ツインテールの少女の衣装もその地域のものを参考にしています。
---よく調べると、そのモチーフとなったものもわかるかもしれないんですけどね。ちなみに、この世界におけるクリスタルの意味というのは、どのようなものなんでしょうか。
鳥山氏:クリスタルは、コクーンという世界におけるひとつの象徴のような存在ですね。滅びへの予兆・・・・・・たとえば、破壊を示すものだったり。
---最新映像にあった、ライトニングたちが与えられている使命というのは?
鳥山氏:コクーンでは、"ファルシ"というものは"ルシ"を選ぶんですけど、ある使命をその "ルシ"に与えるんです。
---そこで、"視る"ことが関係する?
鳥山氏:はい。"ファルシ"が与えるビジョンというものがあって、"ルシ"になった者だけが
視られる。そこで感じたビジョンをどう受け止めるかは、人それぞれの解釈に委ねられます。ですから、"ルシ"たちが同じビジョンを共通で視ているのに、感じかたは違う、ということもあるんです。
---最新映像では、ツインテールの少女が聖府軍に拘束されていたようにも見えたのですが・・・。
それと、そのときの彼女の前に、棺のようなものもありましたね。
鳥山氏:もしかすると、追放よりもっとひどい目に遭うかもしれませんね。まだ、あまり詳しくは言えませんが・・・。
野村氏:最新映像の字幕にあった、"やさしい思い出に引き寄せられてしまう"といったセリフのほとんどは、ツインテールの少女のものになります。
---この場面では、少女の前に、聖府軍側と思われる髪の長女性も登場しますが、彼女は何者?
鳥山氏:聖府軍の人間で、身分は高ほうですね。
---飛空挺なども多く出てくるようですね。
鳥山氏:コクーンは宙空に浮かぶ球体の世界なので、そこでの移動手段に飛空挺が用いられます。この世界では、僕らの世界でいうクルマに似た感覚ですね。内部には都市が空に浮かんでいたりします。もちろん、街ではクルマなどが走っていますが。「FF13」は未来がコンセプトなので、そこにファンタジー色を織り交ぜたデザインにしています。
---DKΣ3713の会場では、野村さんみずからがカメラマンとなって、開発中の「FF13」などを撮影した映像が流されていました。「FF13」のスケール感が垣間見える映像に仕上がっていましたね。
鳥山氏:「ちょっと見せ過ぎじゃない?」って思ったんですけど(笑)。ですから、会場に ご来場していただいた方にしかお見せできないのですが。
野村氏:ちゃんとここまでできていますよ、ということで、お待ちいただいてるファンの方に 少しでも安心してもらおうと。"できている感"を感じ取っていただけたのであれば、幸いです(笑)
---来年3月に発売予定の「FF7ACC」に「FF13」の体験版をつけるという決断を下されたのは?
鳥山氏:皆さんをお待たせしまっているので、少しだけですが早く触っていただきたいという 気持ちから、決断しました。PSび「トバルNo.1」に付けた「FF7」の体験版のように、オープニングから序盤まで遊べますよ。コクーンという世界、そして"ルシ"がどういうふうに扱われているかがわかるように作っています。
---ボリュームはどれくらいになりそうですか?
鳥山氏:マップが広大なので、どこまで入れるかの切り分けが非常に難しくて、迷っているところなんですが、できるだけボリューム感のある内容にしようとは思っています。「FF7ACC」よりは長い内容になると思いますよ(笑)。
---今回、新たに公開された映像は、体験版に含まれるシーンなんでしょうか。
鳥山氏:いえ、一部は体験版で考えている内容のあとに続くシーンになりますね。
---体験版の制作期間も、もうあまりないですね
鳥山氏:同時並行で本編の制作も進めねばならないので、体験版は年内の完成を目標に、鋭意製作中です。
---会場での映像で"年内に完成"と言っていたのは、本編ではなく体験版ということですよね?
野村氏:そうなります。体験版も決定したので、「FF7ACC」のほうも遅れないようにがんばります。
---キャラクターデザインもまだ残っていると映像内で話していらっしゃいましたが、まだ残りは
多いんですか?
野村氏:もともと自分の担当数は少ないですし、残りもわずかです。今回のトレーラー映像で
登場した、長髪の後姿の人物なんかも、ほかのスタッフがデザインしたもので、とてもいいデザインなので、要注目ですよ。
---体験版ではライトニングを操作していく?
鳥山氏:キャラクターを切り替えながらパーティーバトルをしていくシステムなので、ライトニング以外も操作できます。本作はメインとなるキャラクターたちが皆、主人公みたいな形のストーリーになっているんです。複数のキャラクター視点から物語を体験していく新しいスタイルも今回の体験版で触れていただきたい大きなポイントです。
---では、写真の男性も操作が可能だったり?
鳥山氏:はい。彼も切り替えて操作できます。彼は、ライトニングと並ぶくらいのキャラクター
になる予定です。名前も"ライトニング"のように天候をモチーフにしたものになります。
---男性の腕にタトゥーのようなものが見えますが、これは何ですか?
鳥山氏:じつはタトゥーではないんです。彼は腕にありますが、他の人は違う場所にあるかもしれません。
詳しくは秘密ですが、"ルシ"に何らかの関係があると思っていただければ・・・・。
---3月に体験版ということは、気になる発売時期ですが・・・・・・?
鳥山氏:現時点では2009年ということで・・・・・・。
野村氏:少なくとも、来年の3月よりはさきです。
<FF13:スタッフ>
Producer:
北瀬 佳範(FFシリーズ)
Director:鳥山 求(FF7・10・10-2/The 3rd Birthday)
Character Design:野村 哲也(FF5〜8・10・FF7AC/KHシリーズ)
Art Director:上国 料勇(FF10・12/The 3rd Birthday)
Movie Director:藤井 栄治(FF The Spirits Within/FF12)
Music:浜渦 正志(FF10・DCFF7)
Theme song composer:植松 伸夫(FFシリーズ)
Main Programmer:柏谷 佳樹(VAGRANT STORY/Play Online/DCFF7)
<FFVerusus13インタビュー>
---ついに実機映像が公開されましたね、制作において気を使った部分はどこでしょう?
野村氏:PS3上で動いているリアルタイムのイベントシーンを初公開したのですが、ムービーに近すぎてリアルタイムだと気づいてもらえなかったので、会場の映像内で証拠を見せたのですが、PS3
の開発ツール上なので、マウスで操作したら、「PC上で動いているのでは?」とまた信じてもらえず・・・・・・。「ヴェルサス13」の映像表現の目指すところは、プレイ部分でもムービーの精度に合わせたグラフィック
なので、成功は成功なんですけどね(笑)。あと、次世代機のリアルタイムでリアルな目の表現がけっこうネックになっているなと思っていたので、そこにはこだわって作っています。
---ネックというのは?
野村氏:瞳の境のポリゴンがけっこう見えるんですよ。接点が不自然に見えて気になってたんです。いちばん目がいく場所なので、そこにもこだわろうと思っています。
---瞳と言えば、本作ではヒロインの瞳の色がハッキリ出ていますよね。バイオレット系の色で、主人公も、いままでは赤みがかったイメージでしたが、最新映像で見せたこのブルーの状態が平常時ということですか?
野村氏:はい。何かスイッチが入ると赤い瞳になる。
---ではヒロインとのあの対面では、スイッチが入らなかったと(笑)。
野村氏:意外と照れ屋なので(笑)。
---今回公開された実機映像ですが、シーンの状況を説明していただけますか?
野村氏:場所は、あるパーティー会場です。ふたりが初めて出会うシーンですね。本当は ふたりが名前を名乗るところまで作りたかったのですが、今回はこれが精一杯で名前の公表ができずに申し訳なかったです。東京ゲームショウでお見せするバージョンでは、できればそこまでは作りたいと思っています。
---このホールには、ほかにもっとたくさんの人がいるイメージなんですか?
野村氏:じつは下の階でパーティーをしていて、主人公は人混みを避けて、誰もいないと思っていた上のフロアーにやってきたのに、ヒロインがいたので驚く、というシーンです。
ヒロインは絵を見に上がってきていたところです。
---絵のモチーフは何なのでしょう?
野村氏:まだ秘密です。
---額縁と言うか、絵の周囲の髑髏は?
野村氏:この国のモチーフは死神なんです。これはファヴラ・ノヴァ・クリスタリスの共通神話からなのですが。この国では死神を信仰しているので、そのイメージです。
---主人公の衣装などは、Roenのクリエイティブディレクターである高橋啓氏が手掛けることが
発表されました。コラボレーションの理由は?
野村氏:ここまで表現力が向上してしまうと、本物を見ながら作ったほうが、よりリアルで効率的に制作できるなと思っていたのが発端です。始まりの舞台も新宿をイメージした現代の街なので、「ヴェルサス13」でなら現実のデザインを着せられますし。また、"現実の中の幻想"というコンセプトに、Roenさんの独創的なデザインがいちばんハマると感じたからです。
---初期トレーラーで着ていた服の今後は?
野村氏:もともとシナリオに沿ったイメージ映像なので、状況はそのままですが、カットも服ごと変わります。いま、竹谷さんがデザインを起こしてくれていますので。クルマのデザインも変わりますよ。あと、突っ込まれると思うので、さきに言っておきますと・・・・・・どう見ても、主人公が水商売の人に見えますよね(笑)。
---みずから言った!(笑)
野村氏:本編中もそういう感じのセリフが出てきます。
---それはヒロインに言われるとか?
野村氏:彼女は礼儀正しい子なので、初対面の相手にそういうことは言わないです。それと、育ちのよさを表現したくて、ちょっと話し方に特徴を持たせています。
---開発スタッフのメンバーがすごいですね。
野村氏:非常に優秀なスタッフが集まってくれたので、自分自身も楽しみですし、チームの士気も非常に高いんですよ。
< FFVersusu13−スタッフ>
Producers:橋本 真司(FFシリーズ/KHシリーズ)
北瀬 佳範(FFシリーズ)
Image Artwork:天野 善孝(FFシリーズ)
Mechanic Concept:竹谷 隆之(FF7AC)
Clothes Design:高原 啓「Roen Creativ Director」
Scenario Writer:野島 一成(FF7・8・10・10-2
Compilation of FF7/KH/KH2)
Music:下村 陽子(KHシリーズ)
Main Programmers:原田 弘(FF6・7・8/KH/KH2)
安井 健太郎(FF7・8/KH/KH2)
Planning Director:兼森 雄一(KHシリーズ)
中里 尚義(FF7・8・10・10-2/DCFF7)
Planning Director.World:遠藤 剛(FF6・7・8・9/KHシリーズ)
Planning Director.Event:秋山 淳(FF7・12/KH)
Graphic Director.Character Model:栢野 智博(FF7・8・9・10/KHシリーズ)
Graphic Director.Animation:神藤 辰也(FF7・8・9/KHシリーズ/すばらしきこのせかい/DDFF)
Graphic Director.Map Model:田中 正英(FF8・9/KHシリーズ)
Graphic Director.Visual Effect:佐藤 修一(FF10/KHシリーズ)
Graphic Director.System Menu:荒川 健(FF8・9/KHシリーズすばらしきこのせかい/DDFF)
Art Director.Character:長谷川 朋広(FF8・9・10/KHシリーズ)
Art Director.Map:大館 隆幸(FF7/KHシリーズ/すばらしきこのせかい/DDFF)
Movie Director:野末 武志(FF9・10・10-2/FF7AC/KHシリーズ/DDFF)
Director/Concept Game Design/Character Design/Base
Story:野村 哲也
< FFアギト13 インタビュー>
---PSP版の制作の経緯を教えていただけますか?
野村氏:PSP版で発売する計画はもともとあって、PSP上で制作を進めて、ケータイ電話用に 落とし込もうとしていたのですが、ケータイキャリア側のスペックが当初の予定と変わってしまったので、今回の発表を機にPSP版を優先して、このまま仕上げていくことになりました。ですので、急遽決まったわけではないんです。
田畑氏:今回のイベントでは、ユーザーの皆さんに「アギト13」の世界観や実機映像をお見せするもりでしたので、タイミング的に発表のいい機会だったと思います。
---トレーラーはガラっとイメージが変わりましたね。学園色は薄まった感じなんでしょうか?
田端氏:基本の設定は変わっていませんよ。今回は、発表以降に構築してきたストーリー性や 作風をお伝えした形です。僕は「アギト13」をハードなドキュメンタリー作品のイメージで作っていたので、学園物と思っていた方にはガラッと変わった印象を与えたのだと思います(笑)。
野村氏:いままではずっと朱雀の中だけの話だけでしたが、今回はその全貌の一端が現れた、という感じでしょうか。
---朱雀の周囲は戦争状態というわけですね?
田端氏:隣国によって、首都を陥落された直後の話ですね。
---クリスタルが割れるシーンはイメージではなく、他国からの侵略によるものなんですか?
田端氏:トレーラーにもありましたが、あれはクリスタルを無効化する兵器を使われたことによるものです。
---"ルシ"という言葉も出てきましたが。
田端氏:「アギト13」の"ルシ"は「13」とはまたちょっと違う位置づけです。当然、もとになっている神話は同じなんですが。
---ちなみに「ヴェルサス13」にも、ルシという何かが登場するのでしょうか?
野村氏:はい。ひとつの神話をもとにした異なる物語ということで、共通する言葉などはあります。
---映像で言ってたPAX CODEX(?)というのは?
田端氏:あの世界の平和協定です。それを今回、隣国の元師シドが協定を破り、ルシを国境侵犯させて侵攻した、というくだりです。"PAX"はラテン語で平和、"CODEX"は憲章という意味です。
---すると本作でのシドは悪だと?
田端氏:誰かの価値観で善悪があるような物語ではないですね。
---公開された映像から、バトルは「クライシスコアFF7」のようなアクション要素のあるターン制
のものをイメージしたのですが。
田端氏:それに近いです。展開はもっと速いし、敵もぜんぜん手強くなっていますが、内部的には「クライシスコアFF7」の超高速ATBシステムを、さらに発展させたものだと考えて下さい。
野村氏:「クライシスコアFF7」はひとりでのバトルでしたが、今回は、パーティーバトルなので、そこで印象はけっこう変わりますね。
田端氏:ちなみに現在、そでにインフラストラクチャモードで3人パーティーのバトルが遊べています。
課題は多いので決定ではありませんが、インフラモード対応ゲームとして皆さんにご提供したいと考えています。
---クリーチャーに必ず赤い丸い意匠が入っているのはどういった理由で?
田端氏:これは朱雀のモチーフとなるデザインです。設定上は中世なんですが、一概に中世といってもそれぞれの国に特色があり、クリスタルとの関わりかたや文明のレベルなどが違っています。
デザインにもその設定を活かそうとしているんです。
---召還獣のオーディーンが登場し、その向かいにもう1体、別のクリーチャーが見えましたが・・・・。
田端氏:あれは魔導アーマーのカスタム版です。あの国は機械文明が発達していて、有人型の兵器として魔導アーマーを実戦投入してきています。
---召還獣を使ったバトルはどんなものに?
田端氏:ユーザーが召還獣を直接操作してバトルします。
---指示を与えるのではなく?
田端氏:設定上は指示ですが、ゲーム上は直接操作にするつもりです。また召還獣には育成要素も入れる予定です。今後の情報をご期待ください。
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